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『私のはなし 部落のはなし』

ジャケットイメージ

「部落差別」は、いかにしてはじまったのか――なぜ私たちは、いまもそれを克服できずにいるのか?
日本の〈差別〉を丸ごと見つめて学びほぐす、いまだかつてないドキュメンタリー映画。

解説

消えたはずの「部落」と「部落民」――だが、差別は現実に存在し続けている。問題作『にくのひと』の満若勇咲監督が、大島新をプロデューサーに迎え、部落問題に向き合ったドキュメンタリー映画の話題作、ついにソフト化!!
かつて日本には穢多・非人などと呼ばれる賤民が存在した。1871年(明治4年)の「解放令」によって賤民身分が廃止されて以降、かれらが集団的に住んでいた地域は「部落」と呼ばれるようになり、差別構造は残存した。現在、法律や制度のうえで「部落」や「部落民」というものは存在しない。しかし、いまなお少なからぬ日本人が根強い差別意識を抱えている。なぜ、ありえないはずのものが、ありつづけるのか? この差別は、いかにしてはじまったのか? 本作は、その起源と変遷から近年の「鳥取ループ裁判」まで、堆積した差別の歴史と複雑に絡み合ったコンテクストを多彩なアプローチでときほぐし、見えづらい差別の構造を鮮やかに描きだす。
監督は、屠場とそこで働く人々を写した『にくのひと』(2007年)が各地で上映され好評を博すも、劇場公開を断念せざるをえなかった経験を持つ満若勇咲。あれから十数年、プロデューサーに『なぜ君は総理大臣になれないのか』『香川1区』の大島新、音楽に世界を舞台に活動を続けるMONOを迎え、文字通り〈空前絶後〉のドキュメンタリーをつくりあげた。ユーロスペースなどを皮切りに公開が始まった本作は、全国50館以上で上映される話題作となり、「2022年 第96回 キネマ旬報ベスト・テン/文化映画ベスト・テン」で堂々の第1位に輝いた。以降も自主上映会などを通じ、この映画が放つメッセージは広がり続けている。
劇場公開から4年、待望のソフト化にあたり、パンフレットの原稿を一部抜粋し、新たなテキストも加えた解説書を封入する。

ステートメント

【監督:満若勇咲】現在の部落差別は、その根深さとは裏腹に、非常に見えにくく分かりづらい。多くの人にとって、部落問題は身近な社会問題ではない、というのが正直なところだろう。
カメラには映らない、けれど確かにそこにあるもの。それをどのように映像で表現すればよいのか。悩んだ末に、人々の「はなし」を紡ぐことで、意識の奥底に潜む「部落問題」の存在を感じさせることができるのではないかと考えた。結果として、本作は3時間25分という長尺になったが、劇場公開時には幅広い世代が足を運んでくれた。
部落問題を解決する道はまだ見つかっていない。差別がなくならない限り、映画が残ることは、当事者の方々が差別を受けるリスクを背負い続けることをも意味する。そのような現実のなか、覚悟を持って出演してくださった皆さんに心から尊敬と感謝を。

セールス・ポイント

▶「部落差別」の起源と変遷、歴史と背景をときほぐし、見えづらい差別の構造を鮮やかに描きだした〈空前絶後〉のドキュメンタリー!!
▶2022年 第96回 キネマ旬報ベスト・テン 文化映画ベスト・テンで第1位を獲得! 全国50館以上で上映された話題作!!

コメント

具体性がないまま膨らみ、実体を確認せずに強い拒否反応だけが生まれる。それは、今、この社会のあちこちで起きていることではないか。歴史を知ると、強烈な問いが現在の自分に向けられる。――武田砂鉄 ライター

※差別の現実を伝えるために、本作の一部には差別的表現が含まれています。

作品情報

製作年・国
2022年・日本
ジャンル
ドキュメンタリー
権利元
(C)『私のはなし 部落のはなし』製作委員会
スタッフ
監督:満若勇咲
プロデューサー:大島新
撮影:辻智彦
編集:前嶌健治
音楽:MONO
語り・テキスト制作:釆奈菜子

関連情報

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セル情報

●発売日
2026年5月29日(金)

●品番・価格
DVD:MX-746S ¥7,700(税込)

●規格
カラー/16:9LB ビスタ/片面2層/本編 205分+特典 20分/字幕:1.バリアフリー日本語字幕/音声:1.オリジナル日本語〈ドルビー・デジタル・5.1ch〉 2.バリアフリー日本語音声ガイド〈ドルビー・デジタル・ステレオ〉
映像特典:北芝解放太鼓保存会 鼓吹 安芸高田市公演記録(18分)、劇場予告篇(2分)|封入特典:解説書

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