1960年の劇場版を皮切りに中国・香港・台湾でこれまで10回も映像化されてきた「書剣恩仇録」は、金庸のデビュー作にして
代表作のひとつ。
今回のドラマ版では、原作を生かしつつも大胆なアレンジを加え、傑作小説に新鮮な活力を与えることに成功している。
『鹿鼎記』のチャオ・ジェンユーや『大唐游侠伝』のルー・チェンなど、若手のキャストを支えるのは、一時代を築いた人気スター
アダム・チェン、チャウ・シンチー 映画の常連ウォン・ヤッフェイ、『カンフーハッスル』で大家のおばさんを演じたユエン・チウなど、
香港の大物たち!
『書剣恩仇録』の主人公・陳家洛は、『雪山飛狐』では天下にその名を轟かせる英雄の姿となって登場する。
陳家洛とその仲間たちの若き日が描かれる本作と、物語が密接にリンクする『雪山飛狐』、
両方を見なければ金庸ドラマの真の魅力は語れない!