華山派掌門“君子剣”こと岳不群の一番弟子・令狐冲は、師から密命を帯び、とある酒楼の主人に成りすましていた。
そんなある日、彼は樹上で酒を飲みながら琴を弾く酔狂な老人と出会う。それは魔教と恐れられる日月神教の長老・曲洋だった。
その事実を知った令狐冲は驚くが、酒をおごってくれた恩返しとばかりに、裏切り者として教団から追われていた曲洋を救うのだった。
しばらくして、令冲の酒楼には、福威鏢局の跡取り息子・林平之一行の姿があった。
後からやって来た客と揉め事になった林平之は、そのうちのひとりを殺してしまう。
死体を埋め、屋敷へと戻った彼らは、相手が青城派の掌門・余滄海の息子であったなどと知る由もなかった。その日のうちから福威鏢局では変死者が相次ぐ。
全ての元凶が例の揉め事にあるのではないかといぶかしんだ林平之と父・林震南は、死体を掘り返してみることに。
しかし土中から現れた死体は、仲間の史鏢頭のもので…。
















