◆第一集
其の一 先人の足跡
三峡の誕生を岩石の性質と地質構造から分析。石器時代や漢など各時代の遺跡や発掘品などから先人の生活を辿る。
其の二 名士の追跡
屈原(くつげん)、李白(りはく)、杜甫(とほ)など、三峡を訪れこの地に魅せられ、現在まで語り継がれる名詩を数多く残した文人とこの地で活躍した劉備や諸葛孔明などの武人たちを紹介。
◆第二集
其の三 三峡の古戦場
千年間の沈黙を破り出土された古代兵器や、釣魚城(つりうおじょう)、磐石城(ばんじゃくじょう)など戦いの跡地から、この地に眠る数々の戦士たちを想い偲ぶ。
其の四 山の民
唐の末期に生まれた“鎮”という集落の誕生から貿易の拡大に繋がった、保存状態の良い貿易の街・洋渡鎮(ようとちん)から人々の暮らしを探る。
◆第三集
其の五 古城の夕日
巫山古城(ふさんこじょう)や、完全移転となる大昌古城(たいしょうこじょう)などの古城を紹介。すでに水没した鬼門関(きもんかん)で有名な豊都(ほうと)旧市街地の映像は圧巻。
其の六 謎の民族
宋から元の時代に突如姿を消した伝説の民族・巴(は)人。“三峡地区の文化は巴の文化”と言われる由来や、彼らの生活を辿る。
其の七 幻の絶景
400kmに及ぶ古桟道や大自然が生み出した天仙橋(てんせんきょう)、古代天然の賜物、白鶴梁石刻(はくつるりょうせっこく)、高さ56mの石宝塞(せきほうさい)などを紹介。
◆第四集
其の八 塩を求めて
先人たちが苦労して捜し求め、三峡に豊かな文化と経済活動をもたらした “塩”。深さ40mの塩の古井戸など商業貿易の出発点となった地を巡る。
其の九 建築の知恵
吊脚楼(つりあしろう)や防火壁(ぼうかかべ)、芸術性の高い家屋の彫刻や庭など、地形や文化、生活の違いから生まれた様々な住居を紹介。
其の十 沈みゆく大峡谷
中国人にとっての母なる河“長江(ちょうこう)”。長江文明を語る上で欠かせない三峡の歴史の記録を辿りながら、遺跡や出土品、名勝を振り返る。