中華圏にその名を轟かせる大作家・金庸(きんよう)のデビュー作を堂々の映像化!原作の魅力を生かしつつ、絶景地でのロケや技巧を凝らしたアクションなどの映像美がTVシリーズならではのボリュームで堪能できる、一大エンタテインメント巨編!!
「書剣恩仇録」は、『射雕英雄伝』『鹿鼎記』で知られる金庸の作家デビュー作にして、これまで中国・香港・台湾のTV局で、延べ6回もドラマ化された超人気小説。1976年版では、本作で乾隆帝を演じている香港の人気スター アダム・チェンが、主人公を含む三役をこなす活躍を見せた。今回の映像化にあたっては原作を大胆にアレンジ、『鹿鼎記』のチャオ・ジェンユーや『大唐游侠伝』のルー・チェンら若手俳優を起用するといったチャレンジが功を奏し、作品に新鮮な活力を与えている。その一方で、チャウ・シンチー組の常連ウォン・ヤッフェイ、甘家鳳の名でも知られ『007/黄金銃を持つ男』にも出演したユエン・チウ、ジェイ・チョウ主演の『カンフー・ダンク!』でも健在振りを見せたカンフー俳優レオン・カーヤンなど、香港映画のベテラン勢の競演も大きな見所だ。さらに、景勝地でのロケは武侠ドラマでは最早恒例となっているが、本作で見ることができる浙江省の大佛寺や蘭州の黄河石林などの景観も、壮大なストーリーに相応しいスケール感を醸し出している。
“満州族の王朝・清の乾隆帝は漢民族の出身であった”という、伝承をモチーフに描かれた本作は、武侠ドラマの魅力のひとつである伝奇的な面白さに満ちている。また、本作の主人公・陳家洛は、同じく金庸原作の『雪山飛狐』では、江湖の英雄へと成長した姿で登場しており、武侠ドラマファンには見逃せない注目作と言えるだろう。