弱体化した王朝を立て直し祖国の独立を保つため、政治力と外交手腕を武器に、対立勢力や並み居る列強諸国と渡り合った“鉄の女”明成(ミョンソン)皇后。朝鮮王朝最後の王妃が歩んだ劇的な生涯を、豪華俳優陣の競演でスケール感豊かに映像化した韓流時代劇の決定版、待望のソフト化!
明成皇后は、韓国では誰もがその名を知る存在。1995年にミュージカルとして上演された「明成皇后」は驚異的大ヒット作となり、韓国ミュージカル史上初の100万人の動員を記録した。朝鮮半島を取り巻く列強の脅威が強まる中、酒色に溺れる王に代わり政治の表舞台に立たざるを得なかった明成皇后は、王の実父と壮絶な権力闘争を繰り広げることとなる。まさに内憂外患、激動の朝鮮王朝末期を駆け抜けた稀代の女傑は、死後100年余りの時を経てもなお韓国の人々を魅了してやまない。
本作で各世代の明成皇后を演じるのは、3人の人気実力派女優たち。『マイ・リトル・ブライド』などで知られ“国民の妹”の愛称で多くのファンに愛されているムン・グニョン、唯川恵原作の日韓合作映画『肩ごしの恋人』でコメディエンヌとしての才能も見せた美人女優イ・ミヨン、ナント三大陸映画祭主演女優賞受賞経歴を持つベテラン女優チェ・ミョンギルが体現する明成皇后と、圧倒的な存在感を醸し出すユ・ドングン演じる大院君との鬼気迫る攻防は、最大の見所だ。
従来浸透していた野心的・独善的といった人物像に固執せず、夫・高宗への愛情や葛藤など、明成皇后の女性としての内面を丹念に描いたことで、物語は一層深みを増している。変革の時代、押し寄せる運命の激流の只中に咲いた大輪の花・明成皇后のドラマティックな生涯を堪能できる必見の作品である。