●第1巻「次郎長と旅役者」
旅役者片岡団五郎、一世一代の大芝居!
片岡団五郎は次々と弟子に去られてしまった売れない旅役者。唯一残っていた弟子、足の助と途方に暮れている時、一人のヤクザ者と出会い、強引に弟子にしてしまう。一行は団五郎の実家に立ち寄るが、そこでは借金返済に苦しむ姉と妹がいた。そこで団五郎は姉と妹を救うため、一芝居うつことに・・・。
●第2巻「裸千両」
無一文の風来坊が、大親分を相手に大活躍!
出世して帰ってくると母と妹に大見得をきって家を出た安太郎は、腹ペコのまま家に帰ってきてしまった。ある日、夫の行方を探しているという武士の妻と知り合い、その夫が地元の大親分、不動一家にいることをつきとめた安太郎は、一肌脱ごうと単身乗り込んでいった。
●第3巻「二人忠治」
今日から、おいらが国定忠治!?
国定忠治と手下の岩鉄、朝太郎は役人に追われ、赤城山中に追いつめられていた。何とか忠治を逃がした岩鉄と朝太郎は、忠治の舎弟になりたいとやってきた与太郎を影武者に仕立て、忠治を逃がすことに成功した。その日から国定忠治と名乗ることになった与太郎は戸惑いを隠せずにいたが、ある日旅の老婆と娘を救うために一肌脱ぐことになり・・・。
●第4巻「人情春雨傘」
街で評判の強欲ババァ、誰にも語らぬ心の中は?
島崎屋の女主人は評判の強欲婆さん。その息子光太郎は母のワガママぶりにほとほと手を焼いており、特に妻おサキへのイビリには、おサキの父仁兵衛とともに心を痛めていた。ある日、女主人はおサキの些細なことに腹を立て、光太郎や仁兵衛の説得も聞かず、おサキを追い出そうとする。